伝統文化を継承したい! 手作りの博多張子を制作

 

 芸術学部デザイン学科4年の深田菜津美さん(安来高校)が、若い感性を生かしたモダンな博多張子を制作しました。

 江戸時代から伝わる伝統工芸・博多張子の素朴さや温かさに惹かれ、もっと同世代の若い人たちにも広めたいと、「博多町家ふるさと館」(福岡市博多区)で職人から作り方を教わり、「にわか面」と恐竜の卵をデザインした新しい張子を完成させました。

 深田さんは、「博多を象徴する『にわか面』のほか、小学生のいとこが中身を見たいと言ったことからヒントを得て恐竜の卵をイメージしたものなど、インテリアとしても使えるデザインを考えました。島根県出身で博多文化に魅了された者として、多くの人にこの博多張子を伝えていきたいです」と語りました。

 この張子は、2月21日(木)から天神イムズ(福岡市中央区)にて開催される「九産大プロデュース展」で展示する予定です。

【芸術学部】

芸術学部のトップページへ