「第75回福岡県美術展覧会」(県展) 彫刻部門 福岡県知事賞受賞!

 

 「第75回福岡県美術展覧会(県展)」において、芸術学部芸術表現学科4年の寺本幸弥さんが、彫刻部門の大賞で最優秀賞である「福岡県知事賞」を受賞しました。

 受賞作「連鎖の殻」【写真上】は、ギリシャ彫刻をイメージした筋肉質な肉体に極彩色の和紙を貼り、1つひとつの細胞のつながりや小さな生命を表現した縦220cm×横75cmの作品で、左半身には穴が開いており、穴を覗く楽しみとともに、人間の内と外を取り巻く空間やそこから醸し出される空気感を演出しています。

 寺本さんは、「“人間と空間”をテーマに研究を続けており、初めての受賞にとても喜んでいます。今後は本学の大学院芸術研究科に進学予定で、さらに技術を磨いていきたいと思います」と語りました。

 また、同じく彫刻部門の「福岡県文化団体連合会賞」には、同学科3年の芳賀胡桃くるみさん(中間高校)の作品「メランコリー」【写真下】が選ばれました。

 寺本さんの作品は9月3日(火)~29日(日)まで、芳賀さんの作品は9月18日(水)~23日(月・祝)まで、福岡県立美術館に展示されています。ぜひご覧ください!

【芸術学部】

 

 

芸術学部のトップページへ