JR香椎駅ビルを秋色に♪

  

 JR香椎駅ビル「えきマチ1丁目香椎」の吹き抜けに現れた大きなディスプレー作品が、空間を秋色に彩っています。

 空間に浮かんだ紅葉と、その下の巣の周りを鳥のように舞う本。天井照明の光が半透明の紅葉を透かして全体を秋色に包み込むこの作品のタイトルは、「本の森」。

 栗田 融教授の指導のもとで2014年から毎年実施している「『えきマチ1丁目香椎』空間演出プロジェクト」の今年の作品として、芸術学部生活環境デザイン学科の学生11人が制作したものです。

 「心に余裕を持って読書をしたくなるような秋」をテーマに、慌ただしく行き交う人々が秋を感じてリラックスできる空間演出に知恵を絞りました。

 鳥の巣はホームセンターで購入した「すだれ」を解体して組み上げ、紅葉には「ビバーチェ」という透け感のある不織布を使うなど、秋の彩りの演出に工夫を凝らしています。

 プロジェクトリーダーで2年の亀井麻里さん(中村学園女子高校)は、「利用客の方々に秋の季節を感じてもらえるよう、素材にこだわって制作しました。ぜひ多くの方に立ち止まって見てもらいたいです」と話しました。

 作品は11月下旬まで展示しており、10月26日(土)には作品の下でディスプレー制作に用いた技法を使ったワークショップも開催予定です。

 JR香椎をご利用の方は、ぜひお立ち寄りください♪

 【芸術学部】

 

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