国際芸術コンペティション「アートオリンピア2019」において、芸術学部芸術表現学科4年の飛島達也さん(九州産業大学付属九州高校)が、学生部門で4位に入賞しました。
世界の才能あるアーティストを発掘し、その活動を支援することを目的として開催された本展には、世界100カ国から5,683作品の応募がありました。
受賞作「エリアは鳥肉も食べたい」は、旧約聖書に登場する預言者エリアの話をベースに、神の使いである鳥が毎日運んでくるパンと肉を食べ飽きたエリアが、ナイフを手に鳥を襲おうとしている状況を描いたもので、現状に満足しない人間の欲や性を表現しています。
飛島さんは、「人間が生きるために生き物の命を奪っているという矛盾や葛藤を描きました。写実にこだわった表現を評価してもらえたのは、とてもうれしいです」と喜びを語りました。
【芸術学部】