篠栗北地区産業団地「IRUGASAS(イルガーサ)」 学生がウォールアートを制作しました

 篠栗町の篠栗北地区産業団地「IRUGASAS(イルガーサ)」の開発に伴い、芸術学部ビジュアルデザイン学科の学生が地区の一角にある階段にウォールアートを施しました。

 「新たに開発されたこの地域を人々がより身近に感じられる場所にしたい」という同町の要望を受けスタートしたこのプロジェクトは、芸術学部ビジュアルデザイン学科の学生5人と同学科水間景子助教がデザインし、8月に約5日間かけてペイントを施しました。

 デザインは、篠栗町の豊かな自然を背景に生まれた産業から、多くの刺激や交流が次々と生まれていくことを「栗」が転がる造形で表現しています。また、景勝地の篠栗四国八十八ヵ所霊場は、篠栗の地にさまざまな人々の祈りが集う場所でもあることから、この地が多くの方々の願いを叶える場所となるように「祈」の文字をモチーフにデザインしたタイポグラフィを造形要素として施しています。

 11月26日(日)に開催された「イルガーサ創業祭オープニングセレモニー」では学生と教員が登壇し、ウォールアートの制作発表を行いました。

 同学科2年の徳留華倫さん(嘉穂東高校)は「私は福岡出身ですがデザインを考えるために篠栗町の名所を視察した際には、新しい発見がいくつもあり、デザインにおいて視察の大切さを学びました。いろいろな想いを込めて制作したので、このデザインが篠栗町のシンボルになると嬉しいです」と話しました。

 このプロジェクトでは今後、2024年3月完成を目指し、壁面部分のウォールアートも描きます。

【芸術学部】

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