羽太広海准教授が国際写真アワード『Xposure International Photography Awards』でファイナリストに選出

 芸術学部芸術表現学科羽太広海准教授が、アラブ首長国連邦(UAE)で開催された国際写真アワード「Xposure International Photography Awards」においてファイナリストに選ばれました。

 本アワードは、UAEのシャルジャ政府メディア局が主催する国際写真アワードで、今年はアワード史上最多の世界各国から約29,000点超(60カ国超)の応募があり、その中から、羽太准教授の作品が、全カテゴリー74入賞作品のうちの1点に選ばれました。

 受賞作であるAIポートレート写真「Imaginary Portraits Of The Nonexistent」は、画像生成AIによって作られた架空の女性像を題材とした作品です。誇張されたユーモラスな衣装を身にまとった人物が、静かな光の中で抑制された身振りで佇み、観る者を見つめています。制作ではレンズの特性や焦点距離、F値など写真撮影のパラメータを細かく設計し、写真特有の触感やリアリティを再現しています。現実には存在しない人物を写真的な質感で描くことで、写真と空想的イメージが交差する「ハイブリッド・リアリティ」の表現を探っています。

 羽太准教授は「世界各国から多くの応募がある国際写真アワードにおいてファイナリストに選出されたことを大変光栄に思います。本作では、生成AIによって生まれる架空の人物像と写真特有のリアリティや触感を組み合わせることで、現実と想像が交差する新しい写真表現を試みています。AIを単なる制作ツールとしてではなく、認識そのものを揺さぶる装置として捉えています。今後もAIによって拡張される表現の可能性について、研究と制作の両面から追求していきたいと考えています」と話します。

 本作品は、3月13日(金)から本学美術館で開催する「芸術学部教員作品展」でも展示されます。

 ぜひご覧ください。

【芸術表現学科】

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