観光学科学生 柳川川下りで船頭デビュー

 

 11月2日(土)、地域共創学部観光学科の2年生が、柳川出身の詩人北原白秋をしのぶ「白秋祭」で、柳川市内の掘割ほりわりを巡る川下りのどんこ船で船頭デビューしました。

 これは、柳川観光インターンシップの一環で、8月から毎週2回船頭としての操作訓練を受け、竿竹を使って直進やカーブ、低い橋の下を通る技術を習得。10月末の試験で、晴れて合格した9人の学生です。

 担当教員の千相哲教授は、「船頭の現地学習を通じて、学生が柳川観光を知るきっかけになり、さらに大規模イベントの際の船頭不足の手助けになれば良いと思います。今後希望者は、深い知識を学び歴史的な観光案内ができるまでに育て、本学留学生の通訳を介した外国人観光客の対応も検討しています」と話します。

 柳川の友人がきっかけで柳川観光に興味を持った山川拓真さん(北九州高校)は、「船の操作は見る分には簡単そうで力が要りそうだと思っていましたが、実際には腕の力よりも竿竹のしなりを上手く利用して前に進むことが大切でした。デビュー当日は、人を乗せるとさらに緊張感が増しましたが、乗っている人の笑顔を見ると充実感を得ることができました」と話します。

 ※地面を掘って作った水路のこと。

【地域共創学部】

 

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