地域共創学部地域づくり学科古賀弥生教授のゼミナール1年生16人が、香椎第一中学校と香椎第三中学校の生徒18人を招いて、飯塚市を拠点に国内外で活動する「和楽団ジャパンマーベラス」による和太鼓体験会を実施しました。
この体験会は、新型コロナウイルスの感染拡大により公演が減った芸術団体を支援するとともに、伝統文化に触れる機会が少ない子どもたちに日本の伝統芸能の良さを知ってもらおうと企画したものです。
当日、中学生は篠笛や尺八、小さなシンバルのような打楽器“チャッパ”が奏でるプロの演奏を堪能した後、1本の木をくり抜いて作った長胴太鼓を体験し、プロとのハーモニーを楽しみました。
体験会後は、学生が制作した動画やクイズを交えながらの学内ミニツアーで、大学での学びの魅力に触れました。
参加した男子生徒は、「小学3年生から和太鼓を習っており、今回プロの演奏家から直接指導を受けられて、とても貴重な経験ができました」と話しました。
メンバーの田口葵さん(柏陵高校)は、「中学生に楽しんでもらえるようにと、メンバー一丸となって企画立案に取り組んできました。私自身も子ども食堂などのNPO活動に参加していることもあり、今後も地域づくりや地域振興について学びを深めていきたいです」と語りました。
【地域共創学部】