古賀市長に“住みたくなるまちづくり”について提言しました

 地域共創学部地域づくり学科小池高史准教授ゼミナールの3年生が、1月20日(水)、古賀市に住みたくなる条件について、田辺たなべ一城かずき古賀市長【写真下・左】に提言を行いました。

 古賀市では、2012年度から10年間にわたる「第4次古賀市総合振興計画」を策定し、まちづくりに取り組んでいますが、現計画が2021年度をもって終了することから、新たに「第5次同計画」の策定にあたって若い世代に選ばれるまちづくりを目指そうと、2014年から同市と包括的連携協定を締結している本学に依頼されたものです。

 3回のグループワークと古賀駅前商店街や古賀市役所周辺などを巡るまち歩きを経て、この日学生たちが提言したのは、駅前に単身者用のアパートを増やすことや貸し出し自転車サービスの導入、空き家となっている古民家を利用した飲食店街の設置や、隠れ家的な喫茶店などレトロ感あふれる古賀駅西口エリアをSNSで紹介するなど、若者ならではの地域活性化案です。

 田辺市長は、「内容の素晴らしさにとても驚いています。特に、古民家の再利用については、景観も良くなり商工会にもメリットがある施策だと思います」と話しました。

 丸山わたるさん(宮崎北高校)は、「地元・宮崎を活性化したいという思いでこの学部を選び、2年次には地元の小中学生と香椎駅周辺を歩いて理想の街の絵を描くワークショップを開くなど、地域活性化への取り組みには積極的に参加してきました。企画を実現させるのはとても難しいですが、このような経験をさらに深めて、将来はまちづくりに関わる仕事に就きたい」と語りました。

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【地域共創学部】

 

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