地域連携事業『大学遠足』で園児と交流し、実践力を育成

 

 11月5日(水)、「社会教育経営論」を担当する地域共創学部地域づくり学科緒方泉特任教授と履修生など13名が、地域連携事業『大学遠足』の一環として「香椎しもばる保育園」の年長組の5歳児21名を受け入れ、交流を行いました。

 同科目は、社会教育主事任用資格・社会教育士の資格取得を目指す全学部の学生に対して開講しており、学生はこの取り組みを通して企画力・実施運営力・危機管理能力・チーム力を磨きます。

 交流に先立ち、学生たちは10月29日(水)に同園を訪問し、子どもたちと交流。園での子どもたちの様子や保育士と園児の関わり方を観察する事前学習を実施しました。

 当日はまず、学生が案内しながら大楠アリーナ2020内を散策後、一緒に昼食を取りました。午後はアリーナ内で、学生が企画した「ミニ運動会」を開催し、子どもたちは広いアリーナを駆け回り、玉入れや綱引きなどの競技に夢中になって競い合いました。学生と子どもたちは一緒になってチームを応援するなど、終始和やかな雰囲気で交流が進み、帰る頃にはお互いを名前で呼び合う姿も見られ、笑顔の子どもたちを前に学生たちも大きな達成感と貴重な学びを得ることができたようです。

 経済学部経済学科年3年の大城空也さん(首里高校)は「事前準備の段階で子どもとの接し方について調べ、目線を合わせて話すこと、子どもの話にしっかりと耳を傾けるなど心掛けました。運動会の内容は、子どもの好きな遊びなどをベースに保育士の方の意見も聞きながら企画しました。安全面に気を配りながらの進行は大変でもありましたが、実践的な貴重な学びとなりました」と話します。

 今後、12月にはツルタみとま幼稚園との地域連携事業を予定しています。学生はさらなる実践を通して、学びを深めていきます。

【地域づくり学科】

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