8月1日(木)、地域共創学部観光学科菅沼研究室の学生(3・4年次生)と、神奈川大学国際日本学部平山昇研究室の学生が、本学で合同の卒業論文中間報告会を行いました。
当日は本学学生26名、神奈川大学学生13名が参加し、そのうち16名の学生が中間報告を実施。『「現代における生きにくさの根源」-身の上相談の構造分析を応用して-』や『関東地方の簡易宿泊所密集街の地域差ー東京・山谷と神奈川・寿町の変容についてー』など、それぞれの研究テーマについて発表し、意見交換を行いました。また、合同ゼミ終了後は本学学食で、学生が企画した懇親会を開催しました。
あわせて、合同ゼミ開催に際し、関東から訪れた神奈川大の学生のために制作したオリジナルの観光地紹介パンフレットを基に8月2日(金)は、糸島と門司港チームに分かれ、福岡の観光名所を案内。また、9月11日(水)、12日(木)には、本学学生が神奈川大学を訪ね、同様に合同ゼミを実施。神奈川大学の学生が観光案内をし、両校の学生は交流を深めました。
発表した同ゼミ4年の伊藤拓海さん(西京高校)は「お互いの専門は同じ分野でも、研究テーマの切り口や考え方は多様で、新しい発見や気付きもありとても良い経験になりました」と話しました。また、観光案内を主に企画した3年生のゼミメンバーは「同世代の大学生に福岡を楽しんでもらいたいと思い、訪問先の選定やコンテンツを企画しました。神奈川大学の学生から『事前調査では調べきれなかったことを知れたり、体験できたりととても楽しかった』という声を受け準備した甲斐がありました」と活動を振り返りました。
【観光学科】