
地域共創学部地域づくり学科田代利惠教授ゼミナールの3・4年生は、福岡県宮若市と連携し「持続可能なまちづくり」をテーマとした産学連携プロジェクトに取り組みました。
本プロジェクト初の取り組みとして、2025年7月に同市において2日間のフィールドワークを実施。初日は、里山レモンの会会長より、中山間地域における耕作放棄地を活用したレモン植樹の取り組みや獣害の現状と課題について、現地で説明を受けました。翌朝には、耕作放棄地において同会のメンバーとともに柵の撤去作業を行い、地域課題を実践的に学びました。
その後、同市のまちづくりや産業振興への理解を深めるため、宮若市産業観光課および同市で廃校活用事業を展開する株式会社トライアルホールディングス(福岡市)担当者から、廃校を活用した取り組みについてレクチャーを受けました。あわせて、AI開発センター「MUSUBU AI」を見学後、グループディスカッションを行い、同市の魅力や課題、今後の活性化の方向性について意見をまとめ、発表を行いました。なお、フィールドワークの様子は、J:COMの番組「ジモトトピックス福岡」でも紹介されました。
こうした取り組みについて、2025年9月1日(月)、KBCラジオ放送の現地リポートで、学生と里山レモンの会との活動が紹介されました。
また、9月から10月にかけて、耕作放棄地において、里山レモンの会のメンバーと整地作業やレモンの収穫を行うなど、地域活動への継続的な参画を通じて、地域資源の活用や課題解決への理解をさらに深めました。
さらに、11月には、これまでの取り組みの成果を学内外に発信する機会として、大学祭の模擬に出店し、里山レモンを使用したレモネードを販売。来場者からは「おいしい」と好評を得て、3日間とも完売するなど、地域の魅力を伝える取り組みとなりました。
これまでの活動の総括として、2026年3月23日(月)には、学生による提案発表を実施。当日は、株式会社トライアルホールディングスの脇田研修所をプレゼンテーション会場にご提供いただきました。
発表には、福岡県、宮若市、里山レモンの会、一般社団法人TEAMみやわかじまん、株式会社トライアルホールディングス、カルチュア・エクスペリエンス株式会社(TSUTAYAや蔦屋書店のフランチャイズの事業運営等を手がける企業)の関係者が参加。学生の視点から、里山レモンの情報発信、耕作放棄地の活用や脇田温泉の活性化について4つの提案を行いました。
当日は、参加者から多くの貴重な意見や助言が寄せられました。これらを次年度の活動に生かし、今後も同市との連携を継続しながら、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを進めていく予定です。

【地域づくり学科】




