11月13日(木)、地域共創学部観光学科田代雅彦教授と同ゼミナールⅠ(3年次)の学生12名は、松浦市役所(長崎県)に向けて、10月に実施した道の駅「 松浦海のふるさと館」来訪者アンケートの集計結果報告会をオンラインで開催しました。
2025年度に開始した本プロジェクトは、松浦市文化観光課および松浦商工会議所の協力のもと、同施設来訪者の実態把握と、西九州自動車道延伸による誘客効果の検証を目的に進められています。10月4日(土)、ゼミ生12名が現地で来訪者への対面アンケートを実施。有効回答数は120件に達しました。
同報告会では、回答者の属性や旅行目的、道の駅や松浦市に対する評価、西九州自動車道の延伸に関する意見などを分析結果とともに共有。松浦市担当者からは「問題点の認識が一致しており、今後は福岡からの、10代から20代の来訪者増加に向け、平戸市と連携した取り組みを進めたい」などのコメントがありました。
本プロジェクトは、2026年度も継続予定であり、西九州自動車道の延伸前と延伸後の比較調査を行う予定です。今後も地域観光の課題解決に向けた実践的なデータを蓄積していきます。


【観光学科】




