異文化コミュニケーション

教務部

12月7日(木)4限目、国際文化学部の酒井順一郎教授が担当する課題解決演習Bで、行政書士でありNPO法人グローバルライフサポートセンターの代表でもある山下ゆかり氏を招いて講演していただきました。山下氏は在留資格に関する事や国籍取得、入国業務・国際業務の相談や手続き等を主に扱っており、ご自身の経験談も交えながら異文化へのコミュニケーションについて語ってくてました。

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外国人とコミュニケーションをとる際に注意しておきたいことは、その方がどのような事情で日本に滞在しているのかということ。その事情を知らず結果として法律に違反して日本に滞在することが出来なくなる可能性もあるそうです。外国人に関わる全ての人が法律を理解しうえで異文化へ携わっていくことがグローバル社会には大事なことだと山下氏は言います。

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日本人同士でも全然違う人間、これが外国人であれば尚更。違いを受け入れるキャパを持つこと。『コミュニケーション力』とは『人間力』である、例えTOEICで900点を取っても人と会話が出来なければ意味が無い。多くの外国人の方と接してきた山下氏ならではの言葉でした。

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最後に山下氏はマザーテレサの言葉と、マーガレット・F・パワーズの『あしあと』という詩を紹介して講演を締めくくりました。興味のある方は是非検索してみてください。

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ご多忙の中でのご講演、誠にありがとうございました。