「九産大力」の授業で「クロスロード」を行いました。
教務部教務部の職員が「九産大力」(基礎教育科目)の授業に参加し、取材をおこないました。
「九産大力」の授業は、学生自らが九産大を知り、自覚と誇りに基づいた責任ある行動を取ることが出来るようになるために設けられた科目です。そして、主体的な学生生活を送ることで自己を成長させ、社会で生きてゆくために必要な社会性や、人間力を身につけることを目的としています。
今回は、「クロスロード」を行いました。「クロスロード」とは、阪神・淡路大震災で、災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに作成された、カードゲーム形式の防災教材です。クロスロードの問題カードには、どちらを選んでも何らかの犠牲を払わなければならないような「ジレンマ」が多数あり、自分なりの答えを考え、「Yes」または「No」を選択し、全員で意見を共有します。
「九産大力」では、大学生に関する独自問題を作成し、それぞれの視点に立って意見を出し合いました。
(例題)
あなたは、3年生のサークル部長です。
サークル最後の大会が8月10日に迫っています。大会前1週間はチーム連帯感を高めるために部長である自分が一番頑張る必要がありますが、8月3日から8日には第一希望の会社の期間限定インターンシップがあり、面接試験でも参加したかどうかが重要な判断基準になることが分かっています。どちらを選びますか?
YES:インターンシップ NO:大会前の練習
あなたは、3年生のサークル部長です。
サークル最後の大会が8月10日に迫っています。大会前1週間はチーム連帯感を高めるために部長である自分が一番頑張る必要がありますが、8月3日から8日には第一希望の会社の期間限定インターンシップがあり、面接試験でも参加したかどうかが重要な判断基準になることが分かっています。どちらを選びますか?
YES:インターンシップ NO:大会前の練習
次に、「クロスロード」を通して気づいたこと・感じたことを付箋紙に書き出し、グループ内で共有しました。また、グループの中で重要だと思うことを3つ選択し、発表しました。
今後も「九産大力」の授業では、主体的な学びを通して、思考力や判断力を高めます。