柿右衛門窯380年の技法を当主が伝授

 1月20日(火)~22日(木)、「造形表現特殊演習(柿右衛門様式)」の授業にて、本学大学院芸術研究科博士前期課程の学生11名が、十五代酒井田柿右衛門客員教授から、柿右衛門様式における伝統的な絵付け技法の指導を受けました。

 授業最終日には佐賀県有田町を訪れ、有田焼の歴史や制作背景について学びました。泉山を起点に、有田町歴史民俗資料館、佐賀県立九州陶磁文化館を見学し、有田焼の成立と発展の過程を体系的に学修。アリタセラでは有田焼ブランド「2016/」の作品を鑑賞しました。

 柿右衛門窯では絵描き座や細工場、築窯中の窯の様子を見学。制作現場を間近に体感することで、技法のみならず、分業体制や素材への理解を深める機会となりました。

 本演習は2012年の開講以来、柿右衛門様式の技法と理念を次世代へ継承することを目的として、継続的に実施しています。

 本学は、2000年に人間国宝である故・十四代酒井田柿右衛門教授の尽力により学内に設置された「柿右衛門様式窯」を有しています。2004年には「柿右衛門様式陶芸研究センター」を設立し、柿右衛門様式に関する研究・教育の拠点として活動を展開してきました。2017年には地域産業研究部門を加え、「伝統みらい研究センター」へと改組されています。

【芸術研究科/教務部/伝統みらい研究センター】

大学院のトップページへ