海ごみゼロを目指して総勢約350人で大規模広域海岸清掃!

 

 2024年6月22日(土)に福岡市東区志賀島にて、本学学生・教職員総勢約350人の有志による大規模広域海岸清掃「志賀島海ごみゼロボランティア活動」を行いました。

 本活動は、日本財団と環境省が「海ごみゼロ」を合言葉に、世界中で増え続ける海洋ごみ問題の解決に向けて共同で推進する一斉清掃活動に賛同し実施するもので、福岡市が推進するラブア ース・クリーンアップ※の一環でもあります。本学はSDGs 推進の一環として、世界中で増え続ける海洋ごみ問題の解決や海洋ごみを出さない意識の醸成を目的に、2020 年から本活動を継続しています。

 当日はあいにくの雨で、雨が弱まるまで1時間待機し活動をスタート。参加者は活動の象徴として着用したブルーの衣服の上に雨具を身に付け、勝馬地区や志賀島海水浴場周辺の海岸を、7 地区に分かれ清掃しました。限られた時間でしたが、多くの海ごみが集まりました。

 活動に参加した芸術学部芸術表現学科4年の冨安奈南さん(大濠高校)は「『学生ボランティア入門』の授業で、事前に志賀島について調べ、 志賀島の少子高齢化問題についてボランティア活動としてどのように関わることが出来るかを考えながら参加しました。 また、授業の一環で志賀海神社の宮司さんから志賀島の歴史についてお聞きしていたので、地域の人にとって大事な場所であるという認識を持ちながら清掃活動を行いました。海岸はプラスチックや、釣り糸のような透明な糸、ペットボトルの蓋などが多く見受けられました。雨も強く大変でしたがこの活動が地域活性化の一助になれば良いなと思います」と述べました。

 本学では、今年度からボランティア活動を単位として認める制度を導入しました。今後も、大学全体でボランティア活動を推進してまいります。

※ラブアース・クリーンアップ:1992年5月に福岡市で開催された「ローマ・クラブ福岡会議 イン九州」を契機に同会議テーマの“地球環境と地域行動”の実践活動として、市民・企業・行政が協力した地域環境美化活動で、SDGsの目標達成や海洋プラスチックごみ対策にも貢献する活動。

【学生部】

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