「第37回大川市総合美術展」で大川文化協会長賞受賞

 

 「第37回大川市総合美術展」の工芸・彫刻部門で、芸術学部芸術表現学科4年の石橋拓之ひろゆきさん(大牟田高校)が大川文化協会長賞を受賞しました。

 今年で37回目の開催となるこの公募展は、創造的な美術活動と作品の鑑賞を通じて、地域の芸術文化の振興と普及を図ることを目的とするものです。
 
 受賞作「strength」は、力強さや美しさの象徴としてカニの爪をモチーフに、表面を凹凸に仕上げることで重量感を出した左の作品と、つやを出すことで毒々しさを浮き立たせた右の2つの作品が、水をイメージした台座の上に立っており、両者がにらみ合っている緊張感を表現しています。

 石橋さんは、「肉体的にも精神的にも強くありたいと願う気持ちから、今回生き物をテーマに、模様や質感でそれぞれの『強さ』を表しました。初めての応募で入賞することができ、とてもうれしいです」と喜びを語りました。

【芸術学部】

 

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