長期休暇を利用して復興ボランティア

 

 5月3日(金・祝)、学生18人が朝倉市杷木志波地区で、平成29年7月九州北部豪雨により被災した柿農園の泥かき出しや岩の除去作業などを行いました。

 学生たちは、広大な敷地を約30㎝の厚さで埋め尽くしている土砂を、シャベルと一輪車で運び出し、たくさんの柿の木が息を吹き返しました。

 初めてボランティアに参加した国際文化学部日本文化学科1年の馬場 将さん(明善高校)は、「災害から2年が経つのに、まだまだ復旧の手が及んでいない場所があることを知り、出身地が近いにもかかわらずこれまで活動していなかったことを反省しました。前日に降った雨で土は重くてきつかったですが、農園の方が喜んでくれたらうれしいと思います」と話しました。

 本学からのボランティア派遣は、今回で17回目、災害直後から延べ392人の学生が、被災地で復旧に汗を流しています。

 今年度も、これまでに140人を超える新たな希望者が、学内ガイダンスを受けてボランティア登録をしました。九産大では、今後も継続的に被災地の復旧・復興活動を続けます。

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【学生部】

 

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