
情報科学部稲永研究室では、タブレットを使用したバス利用状況調査を、新たな方法で実施するためのアプリを開発し、新宮町コミュニティバス「マリンクス」での実証実験を行いました。
このプロジェクトは、平成25年度以降、芦屋町や福津市で実施し、時間帯別の利用状況が把握できダイヤ改正に大きく役立っています。
これまでの、アプリは利用者がバスの乗降口に設置したタブレット画面に手で触れることによって利用者の乗車目的や各バス停の降者数などを把握していましたが、今回のアプリは、これまで運転手がバス停でカウンターを使って記録していた乗者総数のデータ集計を、タブレット画面で可能としています。
4年生で双子の兄弟、大坪拓矢さん、遼平さん(東福岡高校)は、「開発したアプリを実際に活用されることに誇らしさを感じます。改良を重ね、乗車前にバスの混み具合情報を伝えることも可能にしたいと考えています」と、次の課題を見据えています。