情報科学部の学生がタブレットを使ったバス利用状況調査を開始

 

 9月14日(月)、情報科学部の学生が福津市と連携し、タブレット用アプリを使って、コミュニティバス「ふくつミニバス」の利用状況調査を開始しました。
 
 学生が開発したこのアプリは、バスの乗降口に設置したタブレット画面を利用者が手で触れることによって、各バス停の降者数や乗車目的などを把握するもので、集計したデータはダイヤの改正に活用されます。
 
 初日は学生5人がバスに分乗し、バス利用者に利用方法を説明しながら調査協力を呼びかけました。9月19日(土)まで第一回目の調査を行い、その後も定期的に調査を行う予定です。

 学生リーダーの木下貴裕さん(小郡高校)は、「今後、アプリの改良を重ねることによって、さまざまなコミュニティバスで幅広くアプリを利用していただき、地域の活性化につながればうれしいです」と話します。
 
 情報科学部の稲永研究室では、平成25年度にバス利用状況調査用のアプリを開発し、同年より遠賀郡芦屋町のコミュニティバス「芦屋タウンバス」で調査を実施しています。2年間で収集分析した人数、乗車目的、年齢層などのデータは、今年3月のダイヤ改正に活用されました。今回の福津市との連携はこれに続くものです。
 
【ふくつミニバス利用状況調査メンバー(情報科学部情報科学科4年)】 ※敬称略
木下貴裕(小郡高校)、松村翼作(九産大付属九州産業高校)、江頭健太(致遠館高校)、片山翔太(九産大付属九州高校)、吉村愛輝(九産大付属九州高校)

 


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