九州産業大学美術館



○ハービー山口壁面ポスターB_0506軽.pdf



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これからの展覧会

▶ハービー・山口写真展
 「ありふれた日常は奇跡の一瞬だった . . 。」


写真家・エッセイストで、現在、本学芸術学部客員教授のハービー・山口(1950年、東京都生まれ)は、福山雅治などのアーティストから市井の人々までを、常に「希望の表情」をテーマに撮り続けています。本展覧会では、二十歳の頃に撮影された写真をはじめ、1973年から10年間を過ごしたロンドン時代の作品、若い人々の日常を撮ったもの、東日本大震災後の東北で撮影された写真から最新作まで、約70点を一堂に展示します。


「この写真展に寄せて」

 私が写真に興味を持ったのは、中学2年生の時でした。同級生に写真部に入ってみないか?と誘われたのです。すぐにプロになりたいと思いました。それは1963年のことですから、なんと53年間も写真を撮っていることになります。高校でも写真部に入っていましたが、本格的に撮り始めたのは大学生になった頃です。1970年に二十歳になりました。その頃のネガは無傷で残っています。

 写真を始めてからずっと「素敵だなと思う一瞬の光景」を撮りたいと思っていました。学生デモ、日本に返還される前の沖縄、身近にいた人々など多くの被写体に恵まれました。大学卒業後にカメラを持ってロンドンに渡り10年以上を過ごしましたが、この間の経験や出会った被写体も貴重でした。30歳を過ぎてから日本に戻ってきましたが、東京の街を撮ったり、また仕事絡みでヨーロッパを訪れたりすることも多く、その都度、新たな被写体に出会いました。

 撮影のスタイルは基本的にはスナップです。そして「素敵だなと思う一瞬」を撮るという気持ちはずっと変わっていません。今になって気付いたのですが、この53年間、写真への情熱を維持出来たのは、撮りたいと思わせる被写体に恵まれたからでした。ありふれた日常の中に、常にカメラを持ち込んだ結果なのですが、こうして展示した写真を見ると、すべて二度と起こり得ない、かけがえのない瞬間だったことを痛感します。写真の中には市井の人々や著名な方々がいますが、カメラを持った私がこうした距離にいられて、かつ自然な写真が撮れたことが奇跡に近いことだったのではないかと思います。

 こうした一瞬一瞬の人間が作る偶然のドラマを私たち写真家が撮り止めておかないと、次の瞬間には泡や煙のように消えてしまって二度と戻ってこないのです。

                                  ハービー・山口

嘉手納村の子どもたち(1971).jpg嘉手納村の子どもたち(1971年)②Autumn Sunshine(1973)『London after the Dream』.jpegAutumn Sunshine(1973年)
③Joe on the Tube (ジョー・ストラマー)(1981)『London Chasing the Dream』.jpgJoe on the Tube, ジョー・ストラマー(1981年)⑤きずな(2004)『HOPE』.jpegきずな(2004年)
⑦「俺たち絶対負けないぜ」(2011)『HOPE311』.jpg「俺たち絶対負けないぜ!」(2011年)パレスチナの若者たち, 2013.JPGパレスチナの若者たち(2013年)

































































































会 期:2016年6月4日(土)ー7月31日(日)
開館時間:午前10時―午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(7月18日(祝)は開館)
入館料:一般200円、他大学生100円、高校生以下および65歳以上の方は無料
    九州産業大学・九州造形短期大学の学生・教職員は無料
主 催:九州産業大学
協 力:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
後 援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市・福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興
    財団、朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞社 [順不同]


○関連イベント
美術館アートキャラバン隊「ちびっこ・ワークショップ」
太陽の光で写真が撮れる特殊な紙を使って、モノクロ写真を制作します。
(雨天時は内容を変更する場合があります。)
日 時:2016年7月18日(月)13時ー16時
講 師:九州産業大学美術館 学芸員 西嶋昭二郎
場 所:九州産業大学内
対 象:小学1〜6年生
定 員:30名(先着順)
受講料:無料
申込期限:2016年6月6日(月)10時から先着順
申込先・問合せ先:九州産業大学 総務部 学外連携課 公開講座係
         TEL:092-673-5495 FAX:092-673-5599
         E-mail:gakugairenkei@ip.kyusan-u.ac.jp

展覧会チラシ

報告書など

▶平成27年度文化庁「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」報告書について

平成27年度文化庁「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」報告書

▶平成26年度学芸員技術研修会、国際フォーラム事業報告書について

平成26年度学芸員技術研修会、国際フォーラム事業報告書

▶平成25年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」報告書について

平成25年度大学を活用した文化芸術推進事業報告書


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