太宰府で多言語ガイド活動と観光調査を実施

 国際文化学部国際文化学科の「プロジェクト演習A」では、毎年10月~11月に太宰府天満宮周辺で多言語ガイド活動を行っています。今年は34名の学生が参加し、5~6名ずつのグループに分かれて週末にガイドを担当。英語・ドイツ語・中国語・タイ語・韓国語のガイドブックを活用しながら、外国から訪れた方々から寄せられる御朱印の場所や九州国立博物館への行き方などの質問に対応しました。

 さらに、観光に関する「太宰府天満宮とその周辺における観光に関するアンケート調査」を実施。日本語だけでなく、中国語や韓国語など複数言語の調査票を準備し、訪問者と対話しながら調査を進めました。調査結果は今後講義で発表し、同活動のブラッシュアップに活用されます。

 学生たちは「各自得意な言語でコミュニケーションを試みましたが、うまく伝わらない難しさを体感しました。言語だけでなく文化背景を理解することの重要性を感じました」「現場での対応は緊張しましたが、達成感がありました」と振り返っています。今回の活動は、語学力と異文化理解を深める貴重な機会となりました。

【国際文化学科】

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