OICで「ないものづくりグランプリ」審査会を開催

 6月13日(金)、本学オープンイノベーションセンター(OIC)で、「ないものづくりグランプリ」審査会を開催しました。
 
 同グランプリは「すでにあるものじゃ面白くない。プロが本気を出してみた。」をキャッチコピーに、まだ見たことがない革新的なアイデアをプロフェッショナルの技で形にするもので、今回は自社製品を持たない県内ものづくり企業9社が、商品開発アイデアをプレゼンし、審査員がその革新性を評価しました。
 
 審査員長は、スープ専門店「Soup Stock Tokyo」などを創業した、株式会社スマイルズ取締役社長の野崎亙氏。本学は芸術学部生活環境デザイン学科清水稔教授が審査員に加わり、プロダクトデザインやコミュニケーションデザインの観点から審査を行いました。
 
 参加した各企業は、約1年半かけてブラッシュアップしたアイデアを3分間に凝縮し発表。自由な発想をワクワクする形に変え、実用性や社会性を本気でPRしました。各企業の発表の合間には、参加企業担当者同士で積極的に意見交換する場面もあり、イノベーションにつながるアイデアが生まれる瞬間も見られました。
 
 参加企業や審査員の他に、ものづくりやビジネスプランに興味を持つ本学学生も会場から溢れるほど聴講に訪れ、プロから直接刺激受けるなど貴重な機会となりました。
 
 なお、今回は“第0回”として試行的に開催。次年度から筑邦銀行と本学も共催に加わり、規模を拡大したイベント開催を目指しています。
 
 今後も、清水稔研究室では企業や学生のものづくりに関わる活動を推進していきます。
 
【芸術学部/産学共創・研究推進本部/OIC】
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