本学学生3名が県内3大学の学生とチームを組み、福岡県の女性活躍とD&I推進に向けた、動画制作プロジェクトに挑戦しました。
この取り組みは福岡県が女性活躍、D&Iに対する企業経営者の意識や考え方の転換「マインドチェンジ」のきっかけを作ろうと、学生ならではの視点で、企業の女性活躍に対する意識や考え方を調査し、それを踏まえて社会に向けてメッセージを発信をするものです。本学地域共創学部地域づくり学科山下永子教授が本プロジェクト会議の監修を務めました。
本学からは、経済学部経済学科2年の小泉颯輝さん(下関北高校)、理工学部電気工学科4年の泉海斗さん(天草工業高校)、建築都市工学部住居・インテリア学科3年の猪股凜さん(佐世保工業高校)がメンバーに加わりました。
2024年8月のプロジェクト発足後、学生は県内の若者や企業に対し、現状や課題を把握するため意識調査や県内企業への取材を実施。意識調査の結果や取材での学びを踏まえ、最終的に若者たちの声と企業への期待を込めたメッセージ動画「理想をカタチに~変化を求めちゃダメですか?~」を完成させました。
動画収録時、メンバーの一人小泉さんは「働きやすい環境を作るには、福利厚生の制度だけではなく、その制度を利用しやすい雰囲気や、職場内でのコミュニケーションが大事ということに気付きました。キャリアを考える上で自分のことだけでなく他人のことを考えることが大切だと思えるようになったことも活動してみて良かったと思う点の一つです。プロジェクトを通して自分が見聞きした現状や、他大学の学生と共有したアイデアなどを制作した動画を通して広く発信できればと考えています」と活動を振り返りました。
完成した動画は「福岡県女性の活躍推進ポータルサイト」で公開されています。
【ダイバーシティ推進室】