トリックアートでクリスマスをプレゼント

 12月16日(月)~26日(木)、芸術学部経済学部の学生17人が制作した5枚のトリックアート(だまし絵)を、福岡市立こども病院(福岡市東区香椎照葉)内に展示しました。

 この企画は、5年前に新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったチャリティーイベント「福岡サンタウォーク」の代わりに、入院している子どもとご家族、医療従事者の方々が笑顔になればとの思いで始めたもので、コロナ禍後は「福岡サンタウォークin千早」と同時開催しています。経済学部の講義「実践企画演習」を履修する学生たちがテーマを考え、芸術学部の学生たちが「QUEST演習A」の講義内でデザインしました。 

 今年は、ストーリー仕立ての作品を4点、病棟用の作品1点を制作しました。ストーリー仕立ての4点は、経済学部が設定したテーマ「夢あふれるクリスマス 〜不思議な世界を子どもたちに〜」をもとに芸術学部学生が描いたアイデアスケッチのキーワードから、ChatGPTを使ってストーリーを作成し、4つのシーンに分けたものです。「サンタさんの袋が破けてプレゼントが散らばった」、「鳥たちの力を借りてプレゼントを探す」、「森に迷い込みお菓子の家を見つける」、「プレゼントが揃ったのでみんなでパーティーをする」といった子どもたちが、見るだけでワクワクする内容になっています。

 テーマを考えた経済学部2年の浅野理朗さん(光陵高校)は「子供たちが楽しくワクワクすると共に、鳥たちが散らばったお菓子を持ってきてくれたり、ジンジャークッキーの仲間たちが協力してお菓子を作っていたりする様子の作品から、協力することの大切さやクリスマスの魔法を感じてほしいです」と話しました。

<TRICK ART PROJECT 2024チーム>
制作:芸術学部「QUEST演習A(濱川和洋助教)」
制作メンバー:永田 瑞歩、田中 和泉、鎌田 花菜、齊場 由布、渡辺 颯香、井上 朋美、高嶋 莉彩、中川 宙、田崎 莉央、渡辺 真生子、近藤 ひかる、吉田 彩乃、大石 亮介
企画:経済学部「実践企画演習(黒木宏一准教授・濱川和洋助教)」
企画メンバー:浅野 理朗、 木本 麻由里、竹下 翔貴、吉山 莉

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