11月12日(火)~19日(火)に、国際文化学部日本文化学科酒井ゼミナールはホーチミン市外国語情報技術大学から学生4名と教員1名の(以下、HUFLIT)研修団を受け入れました。
同研修は協定校である本学での日本語教育や文化体験を通して日本文化を学ぶことを目的としたもので、期間中、日本語教員育成課程をもつ、日本文化学科の学生が企画・準備したさまざまなイベントで文化交流を行いました。
同ゼミの学生による日本語の授業に加え「日越比較文化研究会」では、HUFLITの学生と国際文化学部1年生3名、大学院生1名が日本とベトナムの違いを「教育」や「部活動」、「経済」の違いなど、それぞれの研究テーマに沿ってプレゼンしました。発表後の質疑応答ではさまざまな質問が飛び交い、盛んに情報交換が行われました。
日本文化体験として、学生が企画した、大楠アリーナ2020での和太鼓体験を実施。和太鼓表現師の池脇晋輔氏を講師に招き、太鼓にまつわる日本語も学びながら、実際にHUFLITと本学の学生が交わり音を合わせる演奏を楽しみました。
和太鼓体験会を企画した同学科3年の梶原未依菜さん(九州産業大学付属九州高校)は「長年続けてきた和太鼓をベトナムの学生にも体験してもらい、両校の学生が楽しんでいる姿をみて『音は全世界共通であり、心を通わすことの出来る媒体』であることを体感しました。日本語を学んでいる学生が相手なので、コミュニケーションを取る際には相手が聞き取りやすいように話すスピードや言葉選びを工夫しました。今回の受け入れで、自分自身も海外経験を積みたいという気持ちが強くなったので、今後もこういった活動に積極的に参加し情報を集め、海外留学などに挑戦してみたいです」と話します。
HUFLIT東洋言語文化学部日本学科のグェン・トウ・ハンさんは「今日は本当に楽しかったです。九産大の学生がいろんな意見を出してくださってとても勉強になりました。プレゼンに参加したことで視野が広がりました」と話しました。
【日本文化学科】