【地域連携事業】香椎しもばる保育園の園児を受け入れ「大学遠足」を開催

 11月13日(水)、社会教育主事・社会教育士の資格取得を目指す科目「生涯学習支援論Ⅱ」を担当する地域共創学部地域づくり学科緒方泉特任教授と履修生など13名が、地域連携事業『大学遠足』の一環として「香椎しもばる保育園」の5歳児22名を受け入れ、交流を行いました。

 本イベントは学生主体に企画・実施するもので、10月30日(水)に学生が同園を訪問。園児との交流に加え、園児の日常や施設、保育士と園児の関わり方を観察する事前学習を行いました。

 大学遠足当日、園児たちは、キャンパス中央の広場や美術館を探索。ルートは安全面や園児の興味を考慮し学生が計画しました。移動中、キャンパス内の木花や生き物について学生と園児との間に会話が生まれ、行き違う学生に手を振り挨拶を交わす姿も見受けられました。秋晴れの空の下、2号館前のステージにて昼食をとり、午後はサッカー場で裸足でかけっこをするなど交流を深めました。

 「生涯学習支援論Ⅱ」は、文部科学省令に基づいて、社会教育主事・社会教育士の資格取得を目的とする全学部学生に対して開放設置しており、この取り組みを通して学生は企画力・実施運営力・危機管理能力・チーム力を磨きます。

 芸術学部ソーシャルデザイン学科2年の梅崎美和さん(伝習館高校)は「あらかじめ子どもとの接し方や必要な配慮について調べ、学生同士で共有しました。就学前の子どもたちとのコミュニケーションの一つとして、ひらがなで書いた名札を準備し、名前で呼び合うことで親近感を感じてもらうよう工夫しました。私は中高教員の教職課程も履修しているので、今回、さまざまな発達段階に応じた接し方を体験でき勉強になりました」と話します。

 同園の末松圭子園長は「普段の園での活動とは違い、大学のお兄さんお姉さんと話せることは子どもたちにとっても新鮮でとても楽しんでいる様子が印象的でした」と話しました。

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