10月31日(木)~11月6日(水)の期間、グローバル・フードビジネス・プログラム(以下、GFBP)は、国際交流協定校のチェンマイ大学(タイ)から11名の学生研修団と4名の教員を受け入れ、香椎祭にタイの郷土料理「ガパオライス」と「パッタイ」の販売ブースを出店しました。
香椎祭でのタイ料理の提供を通した文化交流、ビジネスプランニング、調理技術などの教育、ネットワーク構築を目的とした『Culinary Bridges:A Thai-Japanse Fusion at the Kyushu Sangyo University Festival』の一環として、到着初日から両校の学生はキャンパス内の調理施設を下見し、食材の買い出し、下準備を行いました。
どちらの料理もチェンマイ大学の学生がレシピを準備。調理方法などを教わりながらGFBPの学生と協力し調理・準備を実施。当日は出店ブースで積極的に声かけを行い、注文が重なる場面でも英語で上手く連携を取りながら販売を行いました。タイの調味料も使用した本場の味は来場者に好評で、出店した2日間とも終了時間前に完売しました。
グローバル・フードビジネス・プログラム2年の石崎柑那さん(沖学園高校)は「日本で調達できる食材の確認など事前準備を行い、チェンマイ大学の学生を受け入れました。最初はお互い緊張していましたが、英語でのコミュニケーションにも慣れ、それぞれの専門分野を生かしながら、調理や販売を協力して行えたことはとても良い経験になりました」と話します。
来日初日に行われたチェンマイ大学の教員4名による学長表敬訪問では、同大のシリウット・ブラナピン准教授が「今回の訪問を受け入れてくれてありがとうございました。今回の取り組みをきっかけに今後も末永く両校の交流を深めていきたいです」と話し、北島学長は「2019年に協定締結後、新型コロナウイルスの流行で思うように交流ができなかった時期が続きましたが、これからは多様な交流を実現していきましょう」と挨拶を交わしました。
GFBPでは来年も本活動を継続していく予定です。
【グローバル・フードビジネス・プログラム】