「第44回九州青年美術公募展」で、芸術学部芸術表現学科4年の岩佐愛さん(対馬高校)が藤田記念賞を、同学科3年の代住芙祐香さん(御船高校)と造形短期大学部1年の山口知咲さん(佐賀北高校)が審査員特励賞を受賞しました。
地方美術の振興のため九州地方の新人・青年作家の優れた才能を発掘することを目的に開催されたこの作品展で、地元・長崎県対馬市の古びたバスを題材として、フロントガラスに動き回るクラゲを描き、生と死の対比と死の中に存在する美しさを表現した「記憶の泡沫」で第3位の「藤田記念賞」に輝いた岩佐さんは、「今後も自分のテーマである“生と死”を突き詰めたい」と、今後の創作活動に意欲を見せます。
また、審査員特励賞の代住さんと山口さんは、「誰も見たことがないような作品を作り続けたい」「挑戦した抽象画でこの表現方法が認められてうれしい」と、それぞれ喜びを語りました。
【芸術学部】