中山 颯士

中山 颯士

コロナ禍の苦難を糧に出会った「ラジオパーソナリティ」

中山 颯士
  • 経済学部経済学科3年 ※2022年度取材
  • (出身:戸畑高校)

「ラジオパーソナリティ」になったきっかけは?

 2021年4月のコロナ禍真っ只中に入学し、授業は全てオンラインでサークルなどの課外活動は全面禁止。大学に来る機会も多少はありましたが、感染拡大防止の観点から他人と交流する機会は皆無でした。長引くコロナ禍に危機感を感じた10月ごろ、「何か自分から動かないと始まらない」と、ゼミの先生にボランティアのような学外活動を紹介してほしいと相談したところ「ラジオのパーソナリティに興味ない?」と紹介されたのが市政ラジオ番組「KITA9PR部のキタナビ!」でした。

「KITA9PR部のキタナビ!」って?

 福岡県北九州市の魅力や市政情報を、若者ならではの視点と感性で発信するラジオ番組です。北九州出身や在住の18歳から20代の学生や社会人、約20人が所属しており、週に一度1時間番組で発信しています。

「ラジオパーソナリティ」の大変なところや工夫しているところは?

 自分が詳しくないことや、これまで考えたことの無いようなテーマの場合は事前の下調べを入念に行い、内容をかみ砕いて説明したりそれに対する意見を言えるよう準備することです。顔が見えないのでリアクションの仕方や相槌などもリスナーに伝わるよう最善の注意を払っています。

同じようにコロナ禍で「何か行動したい」と考えている人へ

 「やることが見つからない」、「一歩踏み出せない」と感じている人が多くいると思います。私も高校時代は、最低限のことをやっていれば何とかなると思っていまたが、自ら動くことで「自分の知らない世界」がたくさんあることに気付くことができました。このような時期だからこそ人との関わりを増やしていこうと勇気を持ってほしいです。

資料請求 寄付
Facebook Instagram LINE Twitter Youtube