日本の「おいしさ」を世界へ!グローバル・フードビジネス・プログラムでの学び
九産大のグローバル・フードビジネス・プログラム(GFBP)で学ぼうと決めた理由を教えてください。
小さい頃から食べることや食物を育てること、料理をすることが好きで高校では調理科で学びました。進路を考える際、大学ではもっと別の視点から食について勉強したいと考えましたが、栄養士になりたいわけでも、農業をしたいわけでもなく…
さらに、高校で海外研修に参加したことで国際交流やマーケティングにも興味が湧き、学びたいことを絞り切れずに悩んでいました。
そんな中、偶然参加した九州産業大学のオープンキャンパスでGFBPの案内を受け取り、多角的に食について学べたり、国際交流もできたりと私の勉強したいことが詰まっていて、こんなにやりたいことが叶えられる場所は他にない!とその日に進路を決めました。
(右画像:高校生の頃作成した調理技術コンクールの展示作品)
普段のキャンパスライフについて教えてください。
GFBPは少人数制なのでクラスメイト同士とても仲が良く、休み時間にはみんなで雑談をしながらお昼ご飯を食べています。食に関心がある学生が集まっているので、一緒に学外へおいしいものを食べに行ったり、時には作ったりして楽しみながら研究しています。
また、GFBPでは実践型の授業が多く行われており、農業や飲食店など食に関連する方々からお話を聞いて自分も体験することで理解が深まる上、とても刺激になります。 授業でお世話になった農家さん宅で農業宿泊体験をしたり、マルシェのお手伝いをさせてもらったりと、大学での学びが食に関するさまざまな体験につながりました。
(右画像:左から2番目が柳さん)
GFBPの仲間たちと「食」に関してどのようなことに取り組んでいますか?
2025年10月、GFBPの友人と学外イベントでオリジナルカレーを販売しました。
フルーツがテーマのイベントだったため、他店と差別化を図るために、フルーツを乗せたカレーを提供することに決めました。フルーツをどう合わせれば抵抗なく食べることができるのか試行錯誤したり、メニューをデザインしたりと出店準備は大変でした。
当日はお客さんだけでなく周りの出店者の方々にもとても好評で、また食べたいと言っていただくことができました。 1から自分たちで取り組んだ、とても良い経験になりました。
2025年の夏、福岡県主催「令和7年度ハワイ州との食の分野における青少年交流事業」に参加されました。参加を決めた理由を教えてください。
世界の「おいしさ」についてもっと知りたいと感じるようになったためです。
そう考えるようになったきっかけは1年次の2月にタイのチェンマイ大学の学園祭で日本食の屋台を出店したことです。
私たちは日本食の魅力を伝えようと、出汁巻き卵を提供することにしたのですが、現地学生に試作品を食べてもらうと、味が薄いので何か工夫をしたほうが良いとアドバイスをもらいました。日本ではおいしいとされる出汁の優しい味が海外では物足りないと感じられることに衝撃を受け、国によって「おいしさ」の認識が異なることを実感しました。
この経験から、多民族が暮らすハワイならではの味覚や日本と海外のおいしさの融合について学びたいと考え「令和7年度ハワイ州との食の分野における青少年交流事業」への参加を決意しました。
ハワイでの活動について教えてください。
ハワイは多国籍の文化が共存する地域であるため、さまざまな嗜好の味覚を体験しながら学ぶことのできる環境でした。現地のレストランやスーパーなどを訪れ食文化を学んだり、ハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジの学生と意見交換しながら料理を作ったりと、とても楽しく参加できました。
開催されたコンペティションでは日本の食材を使ってハワイの料理を調理したのですが、私の学びたかった「他の国に受け入れてもらえる日本食」や「異なる地域の食材や調理法を掛け合わせたフュージョン料理」について学ぶことができた貴重な機会でした。
※柳さんが実施した福岡県主催「令和7年度ハワイ州との食の分野における青少年交流事業」活動報告会についてはこちら
今後の進路や展望について教えてください。
GFBPでの学びを通じて、自分がおいしい!と気に入ったものをたくさんの人に食べて喜んでもらいたいとの想いが芽生えたことから、食を通じて人と人をつなぎ、自身も多くの人とつながることができるような仕事に携わりたいと思っています。
これからも積極的にさまざまな経験を積み、「食」を軸に自分のやりたいことをより明確にしていきたいと思っています。




