安部 萌

安部 萌

人々の生活を支える「プログラミング」の勉強をしています

安部 萌
  • 大学院情報科学研究科1年 博士前期課程 ※2023年取材

九産大の大学院、情報科学研究科を選んだ理由は?

 理工学部情報科学科3年次生の時に研究室配属があり、現在も指導を受けている田中研究室で2年間を過ごしました。研究室で勉強をしていくうちに、まだまだ学びたいと感じるようになり、大学院に進学しました。九産大は総合大学ということもあり、様々な学部の人と関わることで自身の視野の広がりを感じています。

 また、先生方はわからないことがあったら些細なことでも親身になって相談に乗ってくださるので、とてもいい環境だと思います。

普段はどんな勉強をされていますか?

 私が所属している研究室では、アプリ開発をメインに行なっています。学部時代には、先輩方から引き継いだ九産大やマリンワールド海の中道、田川郡赤村などの公式アプリの一部機能を作成しました。

 現在は、CO2センサを室内に複数台設置し、スマートフォンアプリで室内のCO2の流れを可視化する研究を行っています。これを実現するためには、ハードウェア(CO2の作成)、サーバ(取得した値をスマートフォンで閲覧するため)、ソフトウェア(スマートフォン側の処理)の3つすべてを勉強する必要があり、日々数値を見ながら、カスタマイズを行っています。

情報科学研究科での勉強はどうですか?

 プログラミングはとても難しく、エラーで何日も悩むこともよくあります。ですが、その分実際に動いたときの感動はとても大きいです。特にスマホアプリは実際にさまざまな人に使ってもらいやすいプログラムにするためやりがいを持って取り組んでいます。

学外で取り組んでいることは?

 大学院の授業として他大学の授業(九州大学のプレFDや様々な大学が連携しているSecCap)を受講しました。普段なかなか接点のない他大学の人と関わることは刺激となりとても貴重な経験となりました。また、インターンシップにも参加し大学の授業だけでは経験できない実際の業務の流れや社会人のあり方等を学ぶことができました。

 その他にも2023年8月30日〜9月2日に北海道で開催された「2023年電気学会 電子・情報・システム部門大会」や2023年9月6日に熊本で開催された「2023年度(第31回)電子情報通信学会九州支部 学生会講演会」に参加し、電気学会では優秀ポスター賞、電子情報通信学会では学生会講演奨励賞を受賞しました。

 研究をメインですることは前提として、様々な活動に積極的に参加し知見を広げることができるのはとても楽しいです。

今後の抱負は?

 大学院生活もあと1年しかないので、悔いのないように様々なことにチャレンジしつつ勉強に励みたいです。

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