発達障害児を対象とした集団療法的アプローチ評価質問項目作成の試み


キーワード
研究シーズの紹介
本研究は、本学で実施している発達障害児対象のプログラムの効果を評価するための項目作成を試みたものである。本学臨床心理センターでは、これまで毎年夏休み期間中の4日間、発達障害を持つ児童生徒に対して集団療法的アプローチ(プレイケア「さんきゅう」)を行ってきた。
本研究では、プログラムの効果評価を量的な観点から捉えることができるようにするために、学生・大学院生から報告された、プログラム実施による自身の変化について、自由記述で得られたデータを元に、KJ法に準じた形式で分類し、62枚のラベルを5つのグループにまとめ、それをもとにさらに質問項目を作成した。
Point
本学独自の集団療法
- 5件法、15項目からなる質問項目が選出された。
- 自由記述に加え、量的にも効果評価できることにつながる。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- メタ認知を活かした就活支援に関する研究
- 視覚残像を用いたリラクセーション法についての研究