流体力学に現れる基礎方程式の数学解析とその工学的応用

流体力学に現れる基礎方程式の数学解析とその工学的応用

7. エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 9. 産業と技術革新の基盤を作ろう 14. 海の豊かさを守ろう

キーワード

  • 航空技術、海洋調査

研究シーズの紹介

私の主な研究対象は、Navier-Stokes方程式と呼ばれる偏微分方程式の数学解析です。流体の流れを記述する基礎方程式であり、豊かな数学的構造を備え、多様な物理学・工学的応用を持つ方程式です。本研究では、
(1):旋回など周期的な運動をしている飛行機の翼周りの風の流れの安定性解析
(2):大気における水分の循環に現れる水-水蒸気タイプの二相流体の解の性質、挙動
(3):魚の尾ひれや、海底地震の時に生じるような、領域が周期的に動く場合の水の時間周期的流れ
を数学的に解析し工学に役立てることを目指して研究しています。

Point

航空機の設計

  • 省エネ、燃費のコスト削減の観点から、翼に掛かる抵抗を減らす。
  • 翼周りの層流の安定性解析と関連が深い。

海洋調査への応用

  • 海面と大気中の間に生じる二相流体の挙動、魚の水中での動き、海底地震など様々なシチュエーションの解析への応用を目指します。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ

  • ロボット工学の制御理論を数学的理論から研究してきました。
  • (1)パラレルワイヤ駆動ロボットの適応制御
  • (2)形状記憶合金の学習制御
  • (3)人体の筋骨格構造の安定性解析
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