文献資料による九州地方のコミュニケーション実態の日本語史的研究

文献資料による九州地方のコミュニケーション実態の日本語史的研究

4. 質の高い教育をみんなに 8. 働きがいも経済成長も 16. 平和と公正をすべての人に

キーワード

  • 日本語の歴史、中世の九州地方の言語表現、古文書

研究シーズの紹介

本研究は、日本語史研究の立場から、中世以前の九州地方におけるコミュニケーションの実態を調査・検討するものです。
中世以前の日本語資料は都(京都)の貴族の文章語ばかりで、地方在住の人々が実際の生活の中でどのような言葉を用い、どのようにコミュニケーションを行っていたのかは、ほとんど分かっていません。
そこで、中世の九州在住の人が残した仮名文書(仮名が使用されている古文書)に着目し、そこから当時の庶民のコミュニケーションの実態を探ることを目指しました。
どのような概念を、どのように言語化するかは、その社会の文化によって異なります。本研究は、中世の九州の人々の対話のあり方を実証的に解明し、現代の九州の文化研究に繋ぐための基礎的研究です。

Point

日本文化の基礎的研究 ⇒ 言語・歴史・資料・地域研究やコミュニケーションスキル向上に応用可能

  • (1)日本語の歴史的研究が可能になります。
  • (2)言語面からの九州の文化形成にアプローチできます。
  • (3)日本語史資料の開発に貢献できます。
  • (4)他の地域の言語の歴史的研究にも応用可能です。
  • (5)コミュニケーションスキル開発に貢献できます。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ

  • 日本語資料としての仮名文書の研究
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