講義室等の空調換気設備の性能と温熱環境・空気質のモニタリング

講義室等の空調換気設備の性能と温熱環境・空気質のモニタリング

3. すべての人に健康と福祉を 11. 住み続けられるまちづくりを 12. つくる責任、つかう責任

キーワード

  • 感染症、換気、空調換気設備、運用実態

研究シーズの紹介

世界的な感染症の感染拡大が起こるなか、建築分野においては、閉じた建築空間での感染対策が急務とされ、その対応として換気が注目されました。そのなかで、建築基準法で規定する換気基準と建築物衛生法で規定する換気基準の相違が指摘され、感染症対策に有効な換気量として建築物衛生法による一人当たり30m³/hが示されています。ここで、既存建築空間での換気が実際にどの程度機能しているのか、建築基準法を満足するだけでは対策にならない等の指摘もあります。そこで、まずは室内空気質や温熱環境のモニタリングにより現状検証するとともに、問題点の抽出と改善を行うことが重要となります。

Point

室内空気質の改善

  • 空調換気設備の使用と室内の温熱・空気環境をモニタリング。
  • 環境改善のために必要な換気や空調の運用を考えます。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ

  • 住宅給湯機器の運用実績と機器効率や省エネによる性能評価に関する研究
  • 学校空調の運用時における室内環境の常時モニタリングと改善に関する研究
  • 都市ヒートアイランド現象の実態計測と形成要因と対策に関する研究
  • 居室等における感染防止のための空気環境のモニタリングと換気性能の検証
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