アーカイブ形成を基盤とする写真史研究-写真家大辻清司とその時代

アーカイブ形成を基盤とする写真史研究-写真家大辻清司とその時代

4. 質の高い教育をみんなに 9. 産業と技術革新の基盤を作ろう 17. パートナーシップで目標を達成しよう

キーワード

  • アーカイブ、芸術文化

研究シーズの紹介

アナログ撮影が基本だった20世紀の映像の作り手たち(写真家、映像作家等)は、フィルムに焼き付けられたショット(光景)を膨大に産み出しました。本研究では、そうした撮影フィルムの体系的な保存、調査、アーカイブの形成に取り組み、20世紀の写真・映像文化をアーカイブの視点から読み直すことを目指しています。具体的には、武蔵野美術大学美術館・図書館との提携により、同館が所蔵する写真家大辻清司(1923‐2001)の原資料をアーカイブ化する作業を基軸に、新たな相貌をもって浮かび上がる大辻作品の特質、並びに大辻がドキュメントした多様な芸術家たちの創造過程をあと付け、考察する研究を進めています。本年度は、大辻がフィルムに記録した1969年開催のイベント「クロス・トーク/インターメディア」に焦点を当てた研究冊子、及び論文として成果を公表しました。

Point

写真アーカイブ

  • 20世紀の映像遺産に潜在する、新たな価値を引き出す

期待される活用シーン

その他の研究テーマ

  • 1970年代における現代美術への写真・映像メディアの導入/浸透に関する研究。
  • 写真表現における「日付」の効果に関する研究̶桑原甲子雄、荒木経惟を中心に。
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