インクルーシブ教育システムの構築を目指した特別な配慮が必要な子どもに対する指導法に関する研究


キーワード
研究シーズの紹介
本研究の目的は、幼稚園、認定こども園、小学校等の通常の学校や保育所における特別な配慮が必要な子どもに対する指導が、教師の指導に従わせるためでなく、子ども自身が判断して保育や学習活動に主体的に参加するような指導・支援となっているかを、子どもの態度・思考・判断から検証することにある。
そのために重要なアセスメントとしては、WISCⅣ等の発達検査に加えて障害特性に応じた検査(PARS-TR、LCSA等)によるテスト・バッテリーを組んで行う。発達障害のある幼児の場合には、NDBI系の指導法であるJASPERなどの考え方を援用した指導計画を立案し実施することとした。
Point
テスト・バッテリー
- 障害特性に応じた複数のアセスメントを用いることにより、対象となる子どもの実態に応じた指導を可能にすることができます。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 特別支援教育に関する研究
- 阿部敬信,知的障害教育における「学びの連続性」を踏まえた現状と今後の課題.人間科学,4,10-23,2022.
- 木舩憲幸・阿部敬信,特別支援教育における「学びの連続性」の理論と実際.学事出版,2021