19世紀スイスにおける先史時代杭上住居群の発見がABCグループのピロティ形式の建築へ与えた影響

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研究シーズの紹介
20世紀の近代建築にスイス出身の建築家達が与えた影響は計り知れません。とくに巨匠ル・コルビュジエ、バウハウス2代目学長ハンネス・マイアーについては建築史上重要な位置づけがなされています。
しかしながら、その一方で、二人がともに19世紀末のスイスに生まれ育ち、1920年代にピロティ形式の建築を設計していた事は個別にはよく知られているのですが、スイス出身という文脈から考察した研究は進んでいません。
この研究は、19世紀半ばのスイスで先史時代の杭上住居群跡が発見され、その発見がABCグループのピロティ形式の建築へ与えた影響を明らかにします。
Point
復元案と新築案の影響関係
- 復元案は発掘調査などを元に作成される想像された建築像です。その案は、同時代の新築案にも影響を与えたのではないでしょうか。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 建築学生コンラート・ピュシェルをとおしてみるマイヤー主導のバウハウス建築教育研究
- 社会主義圏で活動した卒業生の資料によるマイアー主導バウハウス建築教育の総合的解明
- 1950年代北朝鮮におけるバウハウス卒業生K.ピュシェルの咸興市戦災復興計画