就職活動経験の有無による就活に関するメタ認知的知識の相違についての研究


キーワード
研究シーズの紹介
メタ認知とは、認知をより上位の観点から捉えたものであり、物事を一段高いところから俯瞰的に見ることを言う。これまで、教育分野を中心に研究がなされてきたが、近年コミュニケーション活動におけるメタ認知が注目されている。メタ認知は知識成分と活動成分に分けられ、メタ認知的知識には、課題についての知識が含まれる。「就活」という課題に関しての知識がそれである。メタ認知的知識が不適切(例:面接では目立つことが大事)であったりすると、メタ認知的活動も不適切なもの(例:グループ討議では司会を担当だ)になりやすい。
本研究では、就活経験の有無による就活に関するメタ認知的知識を調査し、今後、就活を進める際に必要なメタ認知的方略の構築につなげる。
Point
経験の有無と重要視するもの
- 就活経験群は、面接の際、暗記ではなく自分の言葉を大切にする。
- 経験なし群は、身だしなみや表情等どう見られるかを意識。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 自律訓練法における受動的注意集中の定義の整理に関する研究