経験に基づく、多様な考えの統合についての研究

現代社会では、多様な考えや価値観をどのようにまとめて新たな組織や社会のあり方を築き、人々の人生の充実を実現していくのかが問われています。
経営学では、これまでも多様性に基づく協働から新たな考えや価値を創造していくことについて、様々な理論が展開されてきました。
本研究は、こうした経営学理論に注目し、特に「経験の本質」について考察するものです。
そこから、人々の多様性・相異性を活かし、それらを統合して、新たな考えや価値を創造する過程の可能性を引き出していきます。それはまた、「人と人、人と組織の関係」に関するより深い理解と、組織や社会の協働の実践に繋がると考えています。

• 近代社会、近代科学における「経験」に関する研究
• M.P.フォレットを中心とした経営学の哲学的アプローチからの研究
• 日本における経営学史に関する研究