地域公共交通運行管理支援システムにおける複数交通モード向け統合情報提供機能

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研究シーズの紹介
本研究は、研究理念である“ICTで地域公共交通に貢献する”の下、令和4年度KSU基盤研究費研究課題「地域公共交通運行管理支援システムにおける情報提供機能の拡充」において開発した、地域公共交通運行管理支援システムにおける情報提供機能を複数交通モード向けに拡張することを目指した。
令和5年度はコロナ禍以降の各種社会活動に適合する情報提供機能の強化として、標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP)データや独理開発アプリ導入済みの車載機器から取得したリアルタイム位置データを用いて、鉄道やバス、渡船といった複数の交通モードにおける駅・渡船場・停留所や運行車両内でのWebアプリケーション・デジタルサイネージを使った提供情報の品質向上に向けた、各情報提供機能の改良・統合に取り組んだ。宗像市のふれあいバス・コミュニティバスを対象に、開発したバスロケーションを実装した。
Point
車両位置情報表示Webシステム
- 最新のGTFS-JPデータおよびリアルタイム位置データを反映させた情報発信機能を提供できます。
- 利用客向けに地域公共交通の情報を効果的に提供できます。

その他の研究テーマ
- 生活困窮者支援組織間の情報共有システム
- 地域コミュニティによる情報発信活動へのICT支援