写真家大辻清司のアーカイブ構築



キーワード
研究シーズの紹介
本研究は、20世紀日本の写真表現に大きな足跡を残した写真家大辻清司(1923‐2001)の生涯の創作活動をめぐり、現存する原資料の精査・アーカイブ化の作業をとおし、その生成と変容の全過程を明らかにすることを目指すものである。
アート・アーカイブの構築に意欲的に取り組む、武蔵野美術大学美術館・図書館との提携にもとづき、同館が収蔵する大辻清司資料のアーカイブ研究を継続。2023年はその中間報告的な成果発表として、展覧会「生誕100年 大辻清司・眼差しのその先-フォトアーカイブの新たな視座」を企画実現した。
同展の成果を踏まえ、2024年6月、九州産業大学美術館での「もしも… 大辻清司の写真と言葉」展の開催準備をすすめている。
Point
写真アーカイブ
- 20世紀の映像遺産に潜在する、新たな価値を引き出す。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 1970年代における現代美術への写真・映像メディアの導入/浸透に関する研究。
- 写真表現における「日付」の効果に関する研究-桑原甲子雄、荒木経惟を中心に。