気になる親対応に関する調査研究 ~保育士と心理職との協働に着目して~

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研究シーズの紹介
保育士は気になる親への対応へ苦労しています。このような保育士に対して私たちは保育士のみなさんと協力しながら、心理職の立場からカウンセリングの実践理論であるPerson-Centered Approach (PCA)を保育現場の支援に活かし、親と保育者の茶話会、保育カンファレンス、保育スーパービジョンの実践をグループ活動として行なっています。PCAを活かした実践とは、「誰かが何かを教えるのではなくお互いの話しから気づき合い学び合う事」「実践を振り返り気づき言葉にするためには安心・安全の空間を整えるファシリテーターがいる」「保育現場は独自の構造を持ち、グループ参加者は明確なニーズを持つことをFac.が理解する事」の3点が保育者の成長に役立つ支援です。
Point
保育士支援としてのグループ
- 対話によって保育士自身の気づきが促されます。
- 対話からの気づきが保育現場で活かされます。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- ・エンカウンター・グループに関する研究
- 児童虐待に関する研究