世界初の蛍光電子顕微鏡およびその消耗品となる新規蛍光色素

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研究シーズの紹介
生命科学分野では、細胞、病理診断、疾病診断など、DNAや抗体などの生体分子を用いた研究が盛んに行われています。DNAや抗体などの生体分子は有機分子レベルのため、それらの生体分子を蛍光試薬で標識し、可視化する手法が取られています。しかし、蛍光試薬技術については、欧米が特許や資本などを握っており、日本の技術のみで研究をリードすることは不可能です。一方、欧米製の蛍光試薬は物理的安定性が低いことや高価であるなどのデメリットを抱えています。これらのデメリットを解消するためには、新規で物理的安定性の高い蛍光試薬を開発しなければなりません。また、細胞中を観察出来る、解像度の高い観察機器の開発も必要となってきます。そこで、Made in Japan を合い言葉にし、研究開発を行っています。
Point
顕微鏡技術
- 安定性の高い蛍光試薬を用いた生命科学研究が可能です。
- カラー電子顕微鏡技術で、細胞研究などを飛躍させる効果があります。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 感染症診断薬マテリアルに関する研究
- 太陽光発電効率化に関する研究