メカトロシミュレータを利用したスマートファクトリー実習装置の開発~AI機能の追加~


キーワード
研究シーズの紹介
世界最先端のものづくりシステムでは、工業製品の多様化かつ短ライフサイクルに対応するため、現実空間(Physical)と仮想空間(Cyber)を連携したサーバーフィジカルシステム(CPS)およびスマートファクトリーが導入されつつある。本研究は、研究室が所有するスマートファクトリー実習装置(フィジカル)にメカトロシミュレータ(サイバー)を組み合わせ、AIで装置の異常診断を可能とするAI+スマートファクトリー実習装置の開発に取り組んでいます。さらに、ものづくりのグローバル化を目指して、海外の(仮想)大学と本学の学生役に分かれてものづくりにおけるCOIL型教育(海外の大学と交流を行い、問題を共有し、協働してその解決に取り組むオンライン学習のこと)を実施するため、ITを利用した遠隔作業の適正化に取り組んでいます。
Point
Cyber Physical System
- PLCにAIによる異常診断機能を追加する方法を開発中です。
- シミュレーション技術で、効率よくモノづくりができる効果があります。
- 別々の場所で同時並行的に作業することができます。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- メカトロシステムの異常検出・故障予知に関する研究
- 脳のリハビリに関する研究