スポーツ動作のリアルタイムフィードバック


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研究シーズの紹介
アーチェリー競技のパフォーマンスは70m先の的の中心を射抜くことである。射出速度と射出角度によってどの位置に到達するかが決定される。
まずは、ドローイングレングスから射出速度を推定すると、最大速度と比較して最低速度は84.3%となり、72射の間に射出速度は大きなばらつきがある。リアルタイムフィードバックの有用な情報源になる身体座標間の距離との関係については、ドローイングレングスは両手首の距離との関係性が高く、射出速度を推定する手法がリアルタイムフィードバックに適している。アーチェリー競技では適切なパフォーマンスを繰り返し行うことが要求される。また、1エンドごとにドローイングレングスの平均値を比較したところ、徐々にドローイングレングスが短縮していく特徴があった。そこで、疲労度の推定にも活用可能と考えられる。
Point
身体活動の力学的分析
- アーチェリー競技に限らず、即時的フィードバックが可能です。
- 即時的フィードバックにより、コンディショニングチェックもできる。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- スポーツ動作の運動力学的分析に関する研究