現代彫刻における身体性と物質性を踏まえた空間の中での表現

現代彫刻における身体性と物質性を踏まえた空間の中での表現

1. 貧困をなくそう

キーワード

  • 彫刻、現代アート

研究シーズの紹介

本研究は、現代アートに不可欠である作品の読み解きにも関連する重要なテーマである。現代彫刻を制作する上で、第三者がこの読み解きを回避することは不可能であり、その最も重要なポイントとして身体性と物質性があげられる。私は空間の中で鉄を素材として彫刻作品を制作してきたが、この問題に対し、素材の焼成色を身体性に重ね合わせ、その重量感を物質性に準えることで、ある特定の空間の中で表現することが出来たように思う次第である。さらに、響きあうアート宗像での大島砲台跡の大型作品においては、一旦、鉄を離れての人工素材を用いての物質性と、それを取り巻く空間の中での身体性の表現を表現することが出来たように思われる。

Point

アートを読み解く技術

  • この技術により、多くの難解な現代アートへの理解が可能です。
  • モノの見方の発想を転換する技術で、アートへの深い関心を得る効果があります。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ

  • ランドアートに関する更なる具体的に発生する「場」の問題の研究 芸術学部 芸術表現学科 特任教授 前田 哲
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