彫刻の制作を通し、現代美術における立体表現の可能性を探る

キーワード
研究シーズの紹介
主に金属彫刻の制作を通し、以下に述べることを明らかにしていくことを研究の目的としている。
彫刻とは存在しているということがその本質的な特性であると考えている。したがって、最も大きなテーマは存在そのものをどうとらえ、表現するかということである。つまり、存在「そ
こにあること」とは何かということである。
ここ数年は仏教でいうところの「縁起」ということを手掛かりとし、人が認知している世界、あるいは人が作り上げている社会は「関係性」で成り立っている、という観点から存在、言い換えれば「そこにあること」というものをとらえることを試みている。研究の性格から複数年にわたり継続的に行っている研究である。
Point
金属彫刻、溶接
- 40年ほど金属彫刻の制作を続けており、その特性を理解している。
- 鉄、銅、真鍮、ステンレスなどの加工の技術は充分にある。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 彫刻、立体造形全般に関し、教育に関する研究。
- 彫刻、立体造形全般に関し、社会との関係性についての研究。